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2019/01/29 ■筑波山に登ってきたよ

筑波山に登ってきたよ

日本百名山にその名を連ね、観光地としても名高い筑波山へ登ってきました。
友人の初詣も兼ねてでしたが、1月13日という微妙な時期にも関わらず、やはり初詣(初ではないかもしれませんがw)のお客さんも多く、家族連れが目立ちました。

つくば駅から登山口へ

現地までは秋葉原駅からつくばエクスプレス。ターミナルtoターミナルです。
僕が以前通っていた職場が秋葉原で、同僚も多く使用していたため、つくばエクスプレスは身内感があるというか、なんだか懐かしい気分になりました。
まあ乗るのは今回が初めてなんですが。

つくば駅からシャトルバスで揺られること1時間弱。筑波神社入口というバス停で降ります。
駅前は(というか駅自体が)一極集中型の充実した施設が広がり、駅前の横断歩道には筑波大学作のAIロボットが徘徊しているとのお触れなんかもあり都会なのかと錯覚しますが、バスに乗って数分も走ると一気に田舎道。不思議な感じです。
余談ですがこの不思議な感じ、どことなく前橋駅から赤城山に向かうときと似ている気がしました。

バス停を降りてすぐにある大きな鳥居。 バス停を降りてすぐにある大きな鳥居。
さて、筑波神社入口で降りると眼の前にこの大きな鳥居が現れます。
直接見た中では恐らくダントツで大きいこの鳥居、そして周りに広がる温泉旅館やホテル…予想以上に観光地感がすごいです。

登山口。神社の裏にあります。 登山口。神社の裏にあります。
筑波神社の境内には入らず、茶店や土産屋が並ぶ横道を進んでいくと登山口に着きます。
ここにも鳥居。一応端の方を通りつつここからYAMAPのログも開始です。

入山~ロープウェイ乗り場まで

ルートはこちらにある迎場コース→おたつ石コースと進みます。

きれいに整備されたなだらかな山道 きれいに整備されたなだらかな山道
入ってしばらくはきれいに整備された階段や均された砂利道が続きます。とても歩きやすいです。

山というよりは森、森林公園みたいな雰囲気です。 山というよりは森、森林公園みたいな雰囲気です。
登山道ですが、傾斜の少ない森の中を歩く感じなのでどちらかというと森林公園みたいな感じ。散歩気分で先に進みます。

森を抜けてちょっと振り返ると見晴らし良好。 森を抜けてちょっと振り返ると見晴らし良好。
森の中を抜けるとロープウェイ乗り場がありますが、もちろん乗らずに徒歩で先へ。
この辺から少しずつ標高を稼ぎはじめ、振り返ると素晴らしい眺望が。
この日は天気が微妙でしたね…。まあ雨が降らなかっただけマシですが。

女体山へ

今にも落ちてきそうな岩「弁慶七戻り」。 今にも落ちてきそうな岩「弁慶七戻り」。
見晴らしの良いエリアが終わり、岩が転がるエリアに入ります。
この筑波山は山全体で異様なほど"岩"を推してきます。
その中の一つで割とメジャーでもあるこちらの"弁慶七戻り"。
これは写真で見る方が怖いかもしれない笑。
ちなみに名前の由来は割とシンプルで、岩が落ちそうであの弁慶すらも七回戻ったから、とのことでした。

見えてきたのは2つあるピークの女体山。 見えてきたのは2つあるピークの女体山。
筑波山にはピークが2つあります。まず見えてくるのが手前で標高も最も高い女体山。
この写真の木道のあと、また少し岩場が続きます。
ご丁寧に鎖も設置されていますが、使わずとも進める程度には安全な道です。

女体山山頂からの眺望。 女体山山頂からの眺望。
そんなこんなで登頂。
山頂には神社の本殿があったり、ご覧のように300度近い大パノラマが望めるのもあり、非常に混み合います。
この日もものすごい混雑で、山頂は柵もない切り立った岩場にも関わらず人の出入りが激しく、高所恐怖症の僕にとってはかなり怖かったです…。
お父さんと手をつなぎながら平然と歩く幼児や、友達と競走するように崖っぷちに移動する小学生を横目に僕は若干腰が引けてました…笑。

男体山へ

女体山から男体山へ向かう途中の広場にて。 女体山から男体山へ向かう途中の広場にて。
女体山を後にし、昼食場所を探しつつ次のピークの男体山方面へ。
途中、ケーブルカーの駅もあるとてつもなく広い肩にあたる御幸ヶ原を通ります。
ここはご覧の通り売店が立ち並ぶ異様な雰囲気。中にはカツ丼を出すツワモノな店もありました。
山ご飯で自炊カツ丼…やってみたいですね笑。

こちらは男体山の山頂付近。 こちらは男体山の山頂付近。
男体山のピークにも本殿があります。一応ルート的にはここまで行くのがメジャーなはず。

男体山山頂からの眺め。関東平野が一望できます。 男体山山頂からの眺め。関東平野が一望できます。
女体山には見劣りますが、こちらの景色も申し分なく楽しめます。
関東平野の平野っぷりが一望できますね。

うどん。 うどん。
今回の山行は友人のクッカーお披露目回でもありました。
本人はソロで一度使ってたようなので2回目なのかな。
うどんを作ってました。
僕も調理器具は一式持ってるんですが、山では手抜きでジェットボイルカップ麺が
定番となってました。
しかしやっぱり目の前でお湯を沸かし、食材を入れて、かき混ぜて、味付けをして…という調理工程を見てしまうと何とも羨ましいというか自分もやりたくなってきますね…笑。

下山時はほとんど「山ご飯にあるまじき献立とはなにか」を話してました。
せっかく重たい調理器具と食材持って山に登るんだから、手間暇かけるメニューにしたいね、という。
挙がってた中でも難しそうなのが「カツ丼」「お好み焼き」「麻婆茄子」などなど。
今後は積極的に挑戦していきたいと思います。

まとめ

観光地化していて家族連れも多いというのもあり、難易度的には初心者でも安心な山行でした。
眺望も良かったので天気が良い時はもっと気持ちよさそうです。
僕の家からだとちょっとアクセスが悪いんですよね…。近所にあれば何度も訪れても良いなと思わせる楽しい山でした。

山行データ

アクセス
往路/復路:[つくばエクスプレス]つくば駅→[筑波山シャトルバス]筑波山神社入口BS(約50分)
コースタイム
4時間42分(うち休憩53分)
活動距離
7.15km
高低差
613m
累積標高上り/下り
690m / 669m
外部リンク
YAMAPログ Googleフォト

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