2018/05/15 ■甲州高尾山~棚横手山
甲州高尾山~棚横手山
GW振り返りその1。M3前日の4/29に勝沼ぶどう郷駅近くの甲州高尾山へ登ってきました。
こちらの高尾山は標高も1000mを超え、周辺も観光地とは言い難い、人の手があまり介入していない地域です。
それもあって、非常にのんびりした雰囲気と、この日は何と言っても快晴中の快晴に恵まれてとても気持ちのいい山行でした。
惜しむらくは暖かくなってきたせいか虫が多かったこと…。空には蜂と蝿、陸にはカナヘビがブンブンガサガサ音を立てまくり、なかなか集中できませんでした…笑。
勝沼ぶどう郷駅にバイクを停め、大善寺そばの登山口まで徒歩で向かいます。
駅前の普通の車道からアルプスがこんなにハッキリ見れます…素晴らしい。
40分くらい歩いて登山口到着。大善寺を通り過ぎてちょっと奥(東側)にあります。
きちんとしたゲートって初めてかも。冬の入笠山で見たけど解放されてましたね。
「入山者の出入り口」「楽しい登山を!」いいですね~^^
というわけで登り始めますがなかなかの急登。暑さも手伝って結構しんどかったです。
登山中たんぽぽの綿毛みたいなのが舞ってましたが、たんぽぽじゃなくてこちらでした。調べてみたけどドロノキっぽいかな?こんなのあるんですねぇ。
本日のベストショット。3Dゲームのマップ端でテクスチャが貼られてないような真っ青な空。実際目の当たりにしていても、この先どうなってるんだろうって感じでした。
というわけでササッと登頂。急登はここまで(正確にはこの手前にある柏尾山というピークまででほぼ終わり)でした。ここからはいよいよ甲州高尾山独特の山容が現れてきます。
現れるんだけどいい撮影スポットが見つからず…。奥の方のハゲ山が甲州高尾山の特徴です。昔に大規模な山火事があって、高い木や植物が焼けてしまい、皮肉にも景観が良くなったという。
甲州高尾山もう一つの特徴、山火事の爪痕でもある炭化した木です。
最初見た時は違和感も感じず普通にスルーしてしまいましたが、白味がかった灰色の倒木が結構な頻度で目に止まり、気付いてみれば異様な光景。
真っ青な空Vol.2。そしてこの辺りを歩いていると下の方からガサガサと草木を揺らす音が…
アップしてみるとこんな感じ。結構近かったなあ…20m切ってたと思います。
山の中で動物に会ったのは実はこれが初めて。めちゃくちゃ嬉しかったですw
こんな感じで立ったまま炭化している木もありました。いやホント改めて見るとすごい光景だな…笑
そしてとうとう棚横手山踏破!甲州高尾山のピーク超えてからは大分楽でした。
後から知ったんですが、こちらは山梨百名山の一つだったみたいです。
ここから先もうちょっと縦走できるルートが続いてるんですが、今日はここまで。
サクッとお昼を食べて下山しようと思います。
山頂付近はこんな感じ。手前の山々がとにかく綺麗でかっこいい。そして富士山の圧倒的存在感。
鳥居をくぐって、写真奥の屋根があるところですね。
さあどんな展望が待ち受けているのか…!
展望とはいったい…うごごご!
山梨百がっかりスポットに登録したい(
立派な建物…と思いきや屋根が瓦に見せかけた作りだったり全体的にちょっと安っぽい感じ…w
滝の下流?下の方です。滝の写真も上手く撮れるようになりたいなあ。
まとめ
兎にも角にも、天気に恵まれた素晴らしい山行でした。上述しましたが、まだ4月末なのに初夏くらいの気温の高さで、虫が多かったことには若干うんざり…。そういや登山を初めた年も花粉の時期を最後にしばらくインターバルが続いて再開したのは秋頃だった気がします。
今年に入ってから一気にペースが上がって楽しみも増えたので、まだまだ登り続けたいですね。もう少し標高の高いところに行けば虫も少ないかな…。
山行データ
- アクセス
-
往路:[バイク]勝沼IC→勝沼ぶどう郷駅→[徒歩40分]大善寺横登山口(柏尾山経由)
復路:[徒歩70分]大滝不動尊登山口→勝沼ぶどう郷駅
- コースタイム
- 4時間11分(うち休憩1時間13分)
- 活動距離
- 6.90km
- 高低差
- 829m
- 外部リンク
- YAMAPログ